特別な景色を求めて・・・
るみさんから、「西穂高に行きませんか?」というメールが来て、今回もまた良いところに連れて行ってもらいました。
ぼくらは「初心者」にも満たない身ですから、西穂高に向かって独標を目指し
「行ける所まで」そんな登山をしてきました。
まぁいつもそうですが、ぼく一人なら考えもしなかったプランですが
おかげで、普段は絶対に目に出来ない特別な景色を味わう事が出来ました。
遠目には穏やかな景色も、そこまで行けば、なかなか手強かったです、ぼくには。
ぼくには今まで経験の無い未知の路が続いていました。
急な斜面には、ほとんど全ての石が浮いていて歩くたびにごろごろと動くんです。
信じられない光景でした。
どういう自然の力が働いて、こんな石が敷き詰められた路が出来たんだろう・・・。
ここは水の通る路なんだろうか・・・?。
そんなことを思いながら登っていき、後ろを振り返ったらこんな具合でした。
遠くの山や雲が美しいです。
足元の石は、こんな具合です。
るみさんには一人で進んでもらいました。
もう遥か上まで登っていきました。
そしてぼくはここで 何十分かぼんやり景色を見ていましたが、これがまたなんとも心地よかったです。
人の列が遠ざかると、時折吹いてくる風の音だけです。
お天気も最高だったので、なんとも贅沢な時間でした。
これはそこから見た、足元に広がる上高地の景色です。
防波堤のテトラポットの上で何度か危ない思いをして購入した信頼のシューズです。
だから山にも履いていきますが、こんなことになっていました。
底全体がはがれて来ていたのです。
もし剥がれきったら、何時間も斜面を歩いて帰れないでしょう。焦りました。
戻ってきたるみさんに見せたら、緊急用のベルクロを持っていました。助かりました・・・。
by seafronts | 2009-09-22 22:32 | いろいろなこと