やっと行けました!八ヶ峰 part 3 山頂からいよいよ下り
ほんとうに音がありません。
風と鳥の鳴き声だけの世界です。
苦労して登ってきたここで、大好きなコーヒーをいれます。
お気に入りの豆を買い、携帯用のドリッパーを用意して
「さぁ!」と思いしや・・・。
二人ともカップを忘れてきていたのでした。
仕方が無いので、空いたペットボトルを
カットしてカップの代用です。^^;
こういう野趣溢れる食事風景にも遭遇できました。(笑)
何をしても楽しい出来事です。
さぁ、いよいよ下りです。
下りっぱなの丸太の階段を過ぎると、気持ちのよい急坂です。
しかし、路面は刻々と変化して、いろいろな表情を見せてくれました。
細いシングルトラックに巾、深さとも30数センチの溝があって
ハンドルも切れない路が続いたり、段や溝、そこに岩や落ちた枝があったり
複合的な障害物があったりで、なかなかどのラインを取ったら良いのか
難しかったりもしました。
しかし、またそれが楽しかったです。
私はウェストパレスのようには、さっさと降りれませんが、
「自転車ってこんな段でも降りれるんやぁ」と感心しながら、楽しむ事が出来ました。
時折写真を撮ったり、風景を眺めて話したり、ゆっくりと楽しい時間を過ごしました。
つづら折れのターンでは、崖下に転落を恐れるあまり、強いブレーキングで
後輪がロックして、気がつけば姿勢が曲がりきった方向に向いているという
「ナチュラルドリフトターン」も習得致しました。(笑)^^;
すばらしいトレイルが続きます。
しかし・・・。
ウェストパレスのリアのホイールから異音が・・・。
調子よく下っていて、本人も何がどうなったのか、全く気がつきませんでした。
実は私にも小さな不具合があったのです。
ほんの数ミリの小枝がプーリーに噛んだ後、アームの角度に狂いが生じたのか
チェーンのはずれが連続して、ペダルできなくなったのです。
手でアームを、ガチャガチャさせているうちに「カクッ」と嵌るような感触があって
事無きを得ました。
全く微妙なものですね・・・。
ついに折れたスポークの根元が、ギヤ板に干渉してペダルを止める事が出来なくなったのでした。
幸い応急処置で最後まで走り通せました。
最後は、河鹿荘の温泉でほっとして、帰宅したのです。
走った後の、ここのお風呂も最高でした。
えぇ一日でした。
by seafronts | 2004-11-06 15:55 | ポタリング、ツーリング