夏を散歩する
とは言っても、強い日差しを避けてご近所の散歩です。
←<今津六角堂>
見事なさるすべりの花が咲いていました。
鮮やかなピンクが、南国の花を思わせます。
中も見ることが出来るそうですが、未だ入ったことはありません。
それどころか、ここに立ち止まって見るようになったのは、自転車に乗るようになってからです。
近寄ってみると、縮れた小さな花弁が愛らしいです。
最初に訪れたのはここ、10月に柿落としされる
「芸術文化センター」。
美しい壁面と並木が良い雰囲気を出しています。
ここでは、「プロムナードコンサート」と言う、お昼に気軽に聞きに行けるような、そんな企画があります。
私達も、二つほど選んで、予約をしてみました。
秋のコンサートを思いつつ、また自転車を走らせます。
ここは、先日の「西宮ポタ」の時、前を通りました。
小道の奥の門と、その向こうに続くしっとりした路が印象的でした。
残念ながら、その中は大学のためこれ以上は進めません。
なんだかイメージをかきたててくれる小路です。
細い昔ながらの路を進んで行き、小さな坂の路に折れます。
坂はたいした事無いのですが・・・、
ふたりとも、ふーふー言っています。
私の自転車は、訳あって、固定になっています。(笑)
しかし、登りきると綺麗な並木路が続きます。
激坂は勘弁してほしいので、登りやすそうなルートを辿ります。
別に何処行くとは考えていません。(笑)
ふと見ると、ちいさな路の入り口がありました。
何処まで続くのか分かりませんが、入っていくことに・・・。
この路は、広くなったり、シングルトラックになったり、流れる小川に沿って、くねくねと下って行きました。
そう、右手の溝も、あるところでは、自然な小川のようでした。
この小路は、夏草と流れる水の香が溢れていて、すごく懐かしい思いがしました。
こう言う出会いは、なんだかすごく嬉しくなってしまいます。
そして、辿りついたのはこんな場所。
ひとしきり風景を眺め、休憩して夙川目指して下って行きました。
途中、駅前のパン屋さんで調達したパンを、香露園の駅前のベンチで食べたりしながら、夏の散歩は続いていきました。
by seafronts | 2005-08-15 20:33 | じてんしゃのこと